大人になる方法

脳科学的に大人を定義し、大人と子供の違いや大人になる方法を書いていく

大人とは?大人の定義を理論的に

大人とは何か?小さなころから漠然とした疑問があった。きっとみんななんとなくそう思っていたことはあるだろう

それを明確に考えるに至ったのは、私が自分の会社を運営するために、人の脳や思考について勉強するとともに独自の実験を繰り返しデータを取り続けていたことがきっかけだ

 

私は2007年から2011年まで、自分が仕事をしなくても会社は勝手に社員が自発的に回してくれていたのでずっと遊んでいられた。

そかしその1年前までは全く逆だった。私自身が営業に出たり事務処理をしたり、見積を作ったりと朝から晩までずっと働き、土日も関係なかった。従業員はのんびりとして「暇ですね」と言っていた。私一人が死ぬほど忙しかったのだ

従業員は目の前に仕事があっても気づかない。何もしない。
私が割り当てた仕事はテキトーにやっていた。
私が営業してとってきた仕事を与えると、客先に出向いて仕事をつぶしてきたりした。

私の会社は地方の零細企業だったのでどこにでもある話だった


こいつらはどういう脳みそしてるんだ?

どこの管理職も思う疑問だが、たいていは批判的な疑問だ。

しかし私は本当の意味でどういう脳みそをしているかが気になった。

人や組織を動かすためにいろんな本を読み、セミナーにも参加したが実際成果が得られない。先輩経営者や研修会社に相談しても「そんなのはどこにでもあるよ」「みんな一緒だよ」と慰められるだけで解決方法は誰からも出てこない

出てきたとしても精神論や自己啓発的な考え方ばかり。私はそんなごまかしではなく科学的・理論的に原因と対策が知りたかったのだ。

世の中のどこにもそんな方法がない以上、自分で調べて考えるしかない。
私はいつもこのようにしていろんな突破口を見出してきた。

組織論や人材教育などのビジネス本は読みまくったので、心理学書コーチング、NLP、エリアグラム、コールドリーディング、医学書など様々な書籍を読みまくった。

それでもしっくりこなかった私は部下の言動を全て記録していった

〇時〇分、誰が何をしたか?何を言ったか?どんな質問をしてどんな回答をしたか?その後はどうなったか?疑問に思ったり気になることはありとあらゆることを記録していった。

そしてあるとき人間の思考回路の仕組みに気づいた

 

人はどうやって物事を考えて判断しているのか。「こいつらどういう脳みそをしているんだ?」という疑問の解決の糸口が見えたのだ。

 

脳みその仕組みと言っても物理的・医学的なことは医者の方が余程詳しい
そうではなく人が何かを考えるとき、どういう仕組みで思考か生まれるのか?というソフトウェア的な仕組みに気づいたのだ


仕組みがわかるなら逆にコントロールできるのではないか?と考えた私は、従業員をコントロールする方法を作り上げた。それから1年後、私は何もしなくても会社は回っていた。

あれだけいくら言っても動かなかった部下が、何も言わなくても自ら動いて収益を出すようになった。何も考えない部下が自動的に考える仕組み、自動的に動く仕組みを作り上げ、一定以下の能力しかない人材は自動的に自分から辞めていく仕組みだ。

私のことを知っている人は、このエピソードから私個人を特定することができるだろう。7年前までの私は偉そうに他人にビジネスを教えるコンサルタントなどをしていた。決して本業ではなく頼まれたからしていたという程度だが。


まぁその話は置いといてここは「大人」になるということを理論的に説明するブログ
この人の脳・思考の分析が、「大人」とは何なのか?何ができるのが「大人」なのか?を定義するきっかけとなる。

社会には40代、50代になっても精神年齢が低い「子供」もいれば、10代でも既に「大人」となる人もいる。

ただ年齢が上だというだけで「大人」の外見をした「子供」が、「子供」の外見をした「大人」に説教していることもある。

私は自分が思春期のころから30代くらいまではそのうよな扱いを受けることが多かった。おそらくそういうことは世の中のほとんどの人が経験しているだろう

相手の言う事が間違っているのか?それとも「大人」の言う事だから聞いた方がいいのか?そもそも「大人」とは何か?と疑問に思うことが多々あった。

私は大人とは言えないと思う
自分の定義した大人には当てはまらないことが多々ある

 

私はこれまで何度も騙された。

うまいこと言って近づいてきては私の金・時間・労力・知恵・人脈・・・あらゆるものを私から奪っていった。

「ギブアンドテイク」という本で言えば私は負け組のギバーになっていた

 

HSS型HSE
燃え尽き症候群
分離不安
人間関係リセット症候群
学習性無力感

今認識しているだけでもいろんな心理的症状をもっている私は、経営者の孤独に耐えられなかったのだ

だからこそ、大人になるとは自分のどこをどう変えればいいのか?それに興味を持った。以前は怒ったことでも今は怒らなくなったり、以前は反発したのに今は受け流したり。定義や理論を一つ一つ明確にすることで大人の対処方法が身についていった。

このブログでは自分なりに大人というものを一つ一つ理論化し定義していきたい。
ただし、私は専門家ではなく本当に勝手に調べたデータや理論に基づいて勝手に定義しているので、読んでいて「間違っている」「不快だ」と思うこともあるだろう。


そのときはご容赦頂きたいのと、できたらコメントやメッセージを頂けるとありがたい。