大人になる方法

脳科学的に大人を定義し、大人と子供の違いや大人になる方法を書いていく

戦うか逃げるか?大人と子供の判断の違い

新入社員に質問する

もし彼女と歩いているときに変な奴に絡まれたらどう対処する?


返答はいろいろあるが大きく分けて三種類


①とりあえず話して説得する
②相手を殴るなどを含めた力ずくで対応
③その場から素早く立ち去る・逃げる


①でダメなら②という人も多い

どう見ても臆病者で現実には③しかできないのに、仮定の話だからと②を選択する若者も多い


もし女性が見たら一番対処して欲しい方法が③が最も多いのではないでしょうか?


しかし精神年齢が低い男性は③を嫌がり②を選択しやすい
一般的に男性より女性の方が精神年齢が高いと言われている。もちろん個別の話ではなく全般的な話


子供の脳である大脳辺縁系は、承認の欲求や自己顕示欲など、自分が上位にいることを相手に分からせたいという幼稚な欲求を優先する


それに対して大人の脳である前頭前野は「成果」を求める。この場合最優先で考えるのは女性の安全。その女性の安全を最も確保できる方法が③なのだ


承認欲求よ自己顕示欲を優先する子供の脳である大脳辺縁系
成果を優先する大人の脳である前頭前野

承認の欲求や自己顕示欲を優先した判断をする幼稚な男性にとって③は自分の負けを認めるような行為が一番とりたくないのだ


大人の脳である前頭前野は、女性の安全を最優先することを成果と判断し、それに最適な行動を選択する。絡んできた相手にあわせて愛想笑いしたり自分が悪くないのはわかっていても「ごめんなさい」と謝りもする

変な奴と関わる必要さえないのだから安全が確保出来るようできるだけ関わらず、さっさとその場から立ち去ればよい


自分が悪くても謝れない子供は②の選択をしやすく、自分を正当化することを優先し、他人に責任転嫁したり、他人を攻撃することで自分を正当化する。

自分が悪くなくても謝る大人は成果を優先する③を選択しやすい
それが成果という実利を手に入れやすいから

専心年齢によって使っている脳の部位が違う


この説明をしても「いやぁ俺は③はできないな」という人も少なくない

幼稚な脳は自分を正当化するので③ができない理由をいろいろ説明してくれるのだがどれもただの屁理屈となる

感情で判断するか
成果を求めるか

大人かどうかはこの判断に差が出る